薬剤師のつぶやき
薬剤師のつぶやき58 肝臓にも優しいブルーベリーの素晴らしい効果とは
皆様GWがはじまりました。
ご旅行に行かれる方やおうちでゆっくり過ごされる方など様々だと思います。すてきなお休みをお過ごしいただければと思います。
そんななかちょっとした果物のお話を。
これは次回のセミナー「肝臓に優しい食事と疾患について」の資料の中でも書きましたが、これについて今回はお話しようと思います。
セミナーではこんな話もまじえながらお話しているという一部を皆様にも・・・。
今回はブルーベリーです。
ブルーベリーといえば目に優しいというのが皆様に一番ピンとくるのではないでしょうか。その機能は?考えてみたことありますか?
ブルーベリーにはこのような効果があります。
※活性酸素の除去
※腸内環境を整える
※肝臓など体調を整える
※膀胱感染症の予防
こうやってみるとスーパーフルーツといわれるのがわかりますね。弊社の製品では
おやつとして
愛猫用トリーツにチキン&ブルーベリー 70g
愛犬用スキニーミニ、パンプキン・ベリー(ブルーベリー) 140g
食事では
ケンネルズフェイバリット ウエット缶 ダック&ブルーベリー 200g
という製品がございますが、スーパーフルーツを使用というその意味合いもなるほどと思います。
ではではさっそく。。。
まずは目の良いというその理由は活性酸素を除去する効果があるというのが一番の理由です。
目が良くなるわけではなくい、目の老化を防ぐという意味合いになるわけですよね。
活性酸素は人間だとガンや生活習慣病、脳卒中などに高い確率で関与していると言われています。またストレスや紫外線なども原因のひとつです。これは犬猫さんも同じです。
体内でこれらによって発生した活性酸素が血管や細胞に傷をつけ、ダメージをあたえることで体の機能の低下、そして老化を早めてしまいます。
それを少しでも回避してくれるのがアントシアニンというポリフェノールの一種が抗酸化作用、いうなれば活性酸素を除去することに貢献しています。
それに様々な果物や野菜よりも抗酸化作用、活性酸素を除去する力の強いデルフィニジンやシアニジンというのが多く含まれているのです。
さらに!ビタミンEも豊富なので、細胞を修復するという機能もついています。
目のような毛細血管がはびこった場所や脳のように血管がいりくんだ場所などには、アンチエイジングという意味ではもってこいのスーパーフルーツですね。
なので代表的に目に優しいという理由でブルーベリーは一躍人気になりました。
そして
腸内環境を整える
大切な腸内環境。え?こんなこともしてくれるの?
そうなんです。ブルーベリーってすごいのは皮も種子も一緒に食べられているんです。種子はものすごく小さくて1粒につきたくさんの種子も含まれています。
そのため食物繊維がとても豊富なのですが、水溶性繊維と不溶性繊維という2種類の食物繊維が含まれています。
生の果実ならならバナナの2.5倍含まれているんだからすごいです。
同時にこの2つの食物繊維をとることで小腸での糖の吸収をおさえてコレステロール値をさげてくれるということが可能になります。
また腸内で発生する有害物質ができてしまう・・・のもおさえてくれるので腸内環境が整いやすくなりますね。
さらに特典が!!!!
食物繊維だけではなくここにもポリフェノールが働いてくれています。
ポリフェノールの1種であるタンニン・・・荒れた腸内を修復し粘膜を保護する
水溶性食物繊維のペクチン・・・便の中の余分な水分を吸い取ってかたさの調整
このように2つのすばらしい働きをする栄養素が下痢を改善していってくれます。そのため腸内環境が整いやすくなりますよね。
体調を整える「肝臓」に優しい
肝臓にはビタミンやミネラルが必須です。(なぜか?はセミナーでお話しております。気になる方はご参加ください)
なぜかは長くなるので割愛します笑
そのミネラルのなかでも、亜鉛とマンガンを多く含むのがこのブルーベリーです。
当然ながら、肝臓に優しい=疲れ知らず
ですから。
体調を整えやすくなりますよね。
膀胱の感染症の予防
尿路を殺菌してくれる「アルブチン」というものを多く含みます。そのためバクテリアの膀胱内への付着を防いで感染症を予防するといわれています。
すごくないですか?
ブルーベリー1つにこれだけの機能が!!!!!!!!!!
肝臓によいのも本当によくわかります。
肝臓は気がついた時には傷だらけ。では話になりません。やっぱり体をつかさどる場所である肝臓はもちろん血管などのダメージは機能をおとす原因にもなります。
目に優しいだけではなく、体全体に優しいブルーベリー
あの1粒にこれだけのパワーがあるというのはすごいですよね。
とはいえわんちゃんにはそのままあげるのはやめましょうね笑