薬剤師のつぶやき

2023-09-04 12:13:00

9/4 薬剤師のつぶやき3 ~ダイエット編~

ダイエット

これは女性には永遠のテーマといわれていますが、わんちゃんのダイエットも永遠のテーマという方がいらっしゃいます。リバウンドもしますしね。悩みは人間と同じです。

我が愛犬ですがうちの子になった時はガリガリで2.2キロでした。保護団体さんから太らせてくださいということでうちにきてから、3.3キロまで増え、獣医さんに諸々の検査・診察で痩せさせてくださいといわれました。

私の中での痩せるの意味は

「減量」
ではなく

 

「体内の健康維持」
と考えています。

※体重を減らす=減量=ダイエット食より

※内臓負担を減らす=動物性タンパク質減=ヴィーガンフード

のほうが健康維持のまま、気がついたら体重減量されてた!ということになりやすいのです。そのほうがわんちゃんにも飼い主さんにも負担がかなり少ないと思います。

わんちゃんにしたら食べることの楽しみをとられるのはかなりストレスです。みんなと遊んでもダイエットしてるからとおやつがなかったりしたらダイエットさせられてるという自覚がないのですから、なんでもらえないんだろうとなってしまう要因にもなりますよね。

 

また飼い主さんもたまにノイローゼにまでなってしまっている方もいます。こんなに減らして大丈夫なの?と心配になってしまいますし、それもストレスになります。そうなればそれさえもわんちゃんい影響してよくないと思います。

また変にダイエット食をあげても、繊維質ばかり増やしてあるものが多いので

 

すぐお腹すくし⇒結果おやつとかあげてしまう
排泄量ばかり増えるし⇒栄養になってるか?
免疫おちるし⇒バランス悪い

と言うことになりかねません。なので


✨️動物性タンパク質を減らす✨️ことが一番得策ではあるのです。

動物性タンパク質より植物性タンパク質のほうが内臓脂肪がつきにくく、なのにしっかりアミノ酸やビタミンが豊富で免疫をつけやすいし

肝臓や膵臓への負荷を減らし消化器系を健康にすることで、アレルギーの改善や結石に対してのケアにもつながります。

肉食だからヴィーガンにしたら育たない🥺とご心配される方も多いですが、今は総合栄養食のヴィーガン食事も多く、肉食じゃないとという原理は無いと思います。

じゃあ手作りが!と思う方も多いですが超低脂質低タンパク質になりがちですしお野菜のとりすぎは結石や甲状腺の病気にもなりかねません。

※肉食じゃないといけない子もいるかもしれませんが、肉食では健康維持できない子もいます。※

うちの愛犬のようにお散歩でれば固まり、人が嫌いなのでそのストレス限界で威嚇し、家からでたくない症候群は運動不足にもなります。

それで、運動する子と同じ食事をとっていれば間違いなく内臓の健康はもちろん、病気になってしまう可能性もでてきます。

ダイエットと言われるとつい体重でいわれますし、減らさなきゃ!という方も多いですが、体重は中身を変えたら必然的にかわります。

体重という数字にこだわるのではなく本当の意味での健康的な体重を手に入れてください。