薬剤師のつぶやき
9/15 薬剤師のつぶやき14 ~皮膚のケアと口腔のケアの関係~
最近、皮膚のケアというものには口の中のケアも必要だなあと思うことがありました。そして私の愛犬へのケアは何をしていますか?というご質問にあったので少しだけ書いておこうとおもいます。
先日口腔内出血があり、また歯がひとつなくなっていて、歯茎なども最初の生まれてからの3年間栄養不良で出産ばかりしていた(と聞いている)のでそのときの影響がでているのだと思います。
生まれて3年間はきっちりとした栄養を摂取することで、かなりその後の状態がかわりますが、どうしても保護犬の場合幼少期を過酷にすごすので栄養失調などの状態でしっかりと栄養が行き渡らず、なかなか体調は不安定・・・ということも多いです。
そのため私は最大のケアをしていこうと思っています。
皮膚(被毛)を舐めるという行為をすることで、皮膚や被毛が赤くなりますが、これは唾液によるものが大きいと思います。口の中にばい菌が多かったり酸性に傾くことで舐めた場所は赤くなりやすいのだと思います。我が愛犬は我が家に来たときから口腔に問題があり、一生懸命ケアしていましたが、最初のうちは皮膚が赤くなったり、足の白いところが赤く染まったり。
そのため最近のケアは・・・
※液体サプリ「抗菌」これでお口のなかのばい菌をやっつけます。
※デンタルフォームで歯垢歯石を綺麗にすることと、歯茎を健康にするために1日2回
※昼間オヤツの後に「デンタルジェル」これをやっておくと酵素で汚れを流してくれるので食べた後のケア
※磨くことはしませんので「デンタルケア フィンガーワイプ」少しだけ犬歯を磨きます
※犬用(たまに猫用)ドライシャンプー うちのピン先が回るコームと回らないコームを交互につかって皮膚被毛を綺麗にします。
※イヤーウォッシュとドライは必ず足の裏の間や赤くなってしまうところ(まだ赤くないときでも)
※シャンプーしたときにはお耳の中にも使用します。基本的にはお耳がきれいなときでもシャンプー時にはケアしています。状態によって頻度を変えています。
チワワで保護犬であったためほかにももっとたくさんのケアをしていますが、毎日必ず2回おこなうケアの内容です。これが我が愛犬の皮膚被毛、そして口腔内の健康を維持する結果となっているようです。
今年も血液検査はパーフェクトでした。ワクチンの抗体も3年目まだ多くついているものもあったので、この結果をふまえて来年のワクチンは抗体がさがったものだけでも接種するようにしてもよいかと思いました。
食事も気をつけてはいますが、未来の疾患もふまえてこのようなちょっとしたところにも気をつけています。