薬剤師のつぶやき
薬剤師のつぶやき46 ~CBDの1日量の摂取制限~
このような記事がBBC NEWSにでてました。
https://www.bbc.com/news/health-67087470
下記抜粋です。
英国の食品規制当局が、飲料やスナック菓子など様々なハイストリート製品に含まれる大麻エキス、カンナビジオール(CBD)の安全な1日推奨摂取量を引き下げた。
食品基準庁によれば、この勧告は予防的なものであり、長期的な使用は肝臓やその他の健康障害を引き起こす可能性があるとの懸念を受けたものだという。
成人のCBD摂取量は1日10ミリグラムを超えないよう勧告されている。
2020年からの1日の安全推奨量は70ミリグラムだった。
そして、FSAは、店舗やオンラインで入手可能ないくつかの製品は、5%のCBDオイルの4〜5滴程度であるサービング当たりCBDの10ミリグラム以上を含んで警告している。
FSAのチーフ・サイエンティフィック・アドバイザー、ロビン・メイ教授は言う: 「生涯に摂取するCBDの量が多ければ多いほど、肝障害や甲状腺の問題のような長期的な副作用を発症する可能性が高くなります。
私にもCBDについてのお問い合わせは多く、どう思われますか?と良く聞かれました。
CBDはうまく使えばとても良い物だと思いますが、これは私の場合人間のみであって犬猫さんにはまだ疑問点は多く、あまりおすすめできない・・・とはお話していました。
懸念されるのは肝臓腎臓障害でしたが、イギリスでも1日摂取量を70mgから10mgにするというこのような引き下げが決定されたわけで(これはあくまで人間)。
CBDを1度は輸入しようと思い、様々なデータやその製品についてみてきていたのですが、ちょっと輸入する気になれない事案も多く、私は結果輸入しませんでした。
いまでも輸入はできますが、あえてしなくてもという思いもあります。
といっていたらイギリスが人間の許容量を変えてきたので、まあそれでも人間で70mg⇨10mgなので(多分体重50-60kgが対象で70mg⇨10mg)なかなか今後の日本発売の製品にも影響がでそうですね。
ちなみにやはりCBDといえども、耐性があるようで、どんどん増えてしまう場合もあるようなので、十分気をつけて(人で摂取されている方は)ください。