薬剤師のつぶやき

2024-08-31 13:47:00

アンチパラサイトについて

「アンチパラサイト」の使用容量につきまして、

製造元のオランダPRO-VETと日本の気候や蚊🦟の特徴などに合わせて再検証した結果、再度使用方法と使用容量についてご案内いたします。

現在既に使用中の方もこれから使用してみたいと思っていらっしゃる方もご確認のほどよろしくお願いいたします。

 

アンチパラサイトを研究開発、そして製造しているオランダメーカーのオーナーより下記メッセージが来ております。

 

“the active ingredients of Anti-Parasite pastilles are working against worms and mosquitoes, but people must always know that PRO-VET pastilles are not a medicine, PRO-VET pastilles is the natural way to prevent or work against … As natural product it needs to be consumed every day and to achieve the effect can take longer, this is always by all natural products.”

 

「抗寄生虫タブレットアンチパラサイトの有効成分はフィラリアや蚊に対して有効ですが、人々は常にPRO-VETアンチパラサイトが薬ではないことを知っていなければなりません。PRO-VETアンチパラサイトは自然な成分(オールナチュラル)で予防を行って行くものです。

天然物として、それは必ず毎日消費する必要があり、効果を達成するためには時間がかかることがあります。

これは常にすべての天然成分製品に言えることでもあります。」

 

 

 

【使用方法】

 

*スタート月は必ずフィラリア感染検査を行い陰性を確認してください。

*スタート初月は薬品のフィラリア予防薬との併用をしてください。

 

スタート日より~2カ月間・・・フィラリアのお薬を服用必須

1日の摂取量:体重5㎏につき最低2~3錠

 

スタート日より3か月目より毎日

1日の摂取量:体重10kgにつき最低2~3錠

 

冬場も体重10kgにつき2~3錠を来春まで継続して食べさせます。

 

当初のご案内では、冬場は半量を与えてくださいとご案内しておりましたが、使用3ヶ月目から半量と言う形になりますので、7月から使用中のワンちゃんは9月から半量となります。

 

※フィラリアのケアを目的とする場合、蚊の多い時期には倍量5kg/2-3錠をたべさせてあげることをおすすめします。

この製品は天然の原材料を使用して作られていますがお薬ではございません。 フィラリアの予防を完璧にできるまでに、時間がかかります。

アンチパラサイトを容量をしっかり守って使用している場合、薬品のフィラリア薬は基本的には必要ありませんが、

何事にもワンちゃんの体質や、環境など、また蚊の進化などにも関係し、「食べさせているから完璧」ということではありませんので、キャンプなど山奥や蚊の多い場所へおでかけになることが多い方は、オールナチュラル「VET’SBEST」ケアや虫除け製品での身体の外からの虫除け対策は必須となります。

 

【オールナチュラルのみの予防でご不安がある場合】

 

★アンチパラサイトを使用する目的

・高齢で出来るだけ内臓に負担をかけたくないので、投薬を減らしたい。

・フィラリア予防薬を毎月使用して行くことで、犬の身体への影響について懸念がある。

・そもそもフィラリア薬を飲ませることに抵抗がある。

 

このように様々な使用目的があると思います。

しかしながら、オールナチュラルの予防タブレットのみで予防して行くことに対しても以下のようなご不安があるかと思います。

・オールナチュラルのものだけで、確実にフィラリア予防が出来るのか

・製品の安全性は充分なのか

・日本の蚊にも充分に効力があるのか

 

 

私はアンチパラサイトを以下の理由で発売いたしました。

 

アンチパラサイトは「抗寄生虫」という意味をもちます。

フィラリアも抗寄生虫の1種ですが、そのほかの寄生虫などからも犬たちを守ってくれます。腸管内の虫などはよく聞くと思いますが、寄生虫が気になる、血管を綺麗にして、心臓への負荷をやわらげることも1つのケアとなりますので、アンチパラサイトにはフィラリアだけではなく、様々な使用方法があると思います。

どうしても愛犬さんに疾患があり、フィラリアのお薬による体への負担を少しでも減らしたいと思う方々に、使用していただければと思っております。

 

弊社のご相談者様には腫瘍、てんかん、糖尿病、重度の腎臓病、皮膚疾患、重度の下痢、などなど疾患をもち、たくさんの医薬品を使用していたり、フィラリアのお薬を使用できない方も多いです。そのような方々のご相談のなかで必ずご質問にあがるのが「フィラリアは飲ませなくてはならないのでしょうか?」というところです。

私も自分の犬にも飲ませたくなく、フレアチックスプレーなども毎日おこなっていますが、さらにもっと強化していきたいと思う気持ちで食べさせることをしています。

 

これを食べていたら安心なのではなく、1つの防御策と考えて頂ければと思います。

基本的にはその効果は実証されていますが、1年中継続することが条件となります。

まずはしっかとご家族様でも話し合い、必要性を考えてからご購入ください。

少しでも不安がある、1年中継続することが困難という場合には、薬品の予防薬を併用することをおすすめいたします。

 

★薬品の予防薬との併用

なるべく負担はかけたくないが、完全に予防できるのか心配・・という方は

薬品のフィラリア薬との併用をすることも可能です。

 

*必ずフィラリア感染検査を行い陰性を確認してから併用をスタートさせること

 

併用の場合のパターン例

 

 

●アンチパラサイトと薬品の完全併用の場合 フィラリア薬のみのものを与えて、ノミダニ薬に関してはのみダニがついたら使用する方へ切り替える

(のみ・ダニ・フィラリア用の薬は使用しない)

 

スタート日より

1日の摂取量:体重10kgにつき最低2~3錠を毎日(1年じゅう変わらない容量となります)

 

こういったオーガニックでのフィラリア予防の製品は、今現在日本には類似商品がございません。

また、オランダで効果が実証されておりますが、ご自分のワンちゃんにどのように取り入れていくかは、オーナー様のご判断となりますので、ワンちゃんの生活されている環境や、遊びに行く場所などを考慮しながら、うまく取り入れていただければと思います。