薬剤師のつぶやき

2023-09-08 07:00:00

9/8 薬剤師のつぶやき6 ~足の裏あかい編~

とにかく足をなめて真っ赤っかにしてしまうんです!

 

というお問い合わせが多いのでつぶやいてみました。

 

かゆいというよりもモゾモゾするとか、ストレスとかいろいろな原因があるとおもうのが「舐める」行為。我が愛犬もバッグで移動の時に、チャックを閉めると突然始めます笑。まあでも本当に痒いわけではないみたいなのですぐにやめていますが。

かゆみが伴う場合だと、止めるとちょっとうなる子もいるのではないでしょうか。原因はほぼ皮膚免疫力がおちてマラセチア常在菌があたまをムクムクだしてきていてかゆみが伴うことが多いです。そして舐め続け・・・・あかっ!となります。

 

病院にいくと皮膚科であっても、ほぼほぼステロイドやアポキルのような飲み薬と、マラセブシャンプーなどが処方され、

 

「薬飲む塗る⇨ケアする⇨治る⇨再発」

 

を繰り返していきどんどん深みにはまって「治らない」どころか「ひどくなった!!!!」と聞きます。

 

これはマラセチアというのは普通に皮膚に存在する菌で、免疫がおちることでむくむく顔をだしてきてかゆかゆにしてしまいます。なので皮膚免疫や体の機能が低下するとどうしてもかゆみが大きくなってしまいます。ご相談のときには食事内容をおうかがいしてあまりちょっと・・・という食事の場合には替えます。

また足を濡れたままにしておいたり、たとえば靴下をはきっぱなし等、環境がじめじめそして暗い・・・ところは菌が繁殖しやすくなっていまいます。大体肛門、足の付け根など湿っぽいところから発生するので、なるべくじめじめしないようにすることもとっても大切なことなんですよ。

 

そういえばかのモデルさんも頭の膿皮症で悩んでいらっしゃいましたが、膿皮症も同じような症状なので、かゆいんですよね。

この場合にもやはり皮膚の免疫バランスを整え、水分コントロールをしっかりして、じめじめにしないことや、しっかり乾かすことが大切になります。

 

 

常在菌のため皮膚の免疫がおちればまた再発するので、まずは健康な体作りがとっても大切になります。だから胃腸の調子を整えることもとっても大切なんですよ。

 

アポキルなどのお薬はマラセチアのような常在菌にはあまり効果がなく、ただかゆみを一瞬とめるくらいで、完治はしません。ステロイドも常在菌には効果がないので、ぜひとも健康な胃腸と、体の免疫力を整えてマラセチア常在菌がむくむくしないようにとめてあげてください。

 

私は弊社製品のイヤーリリーフキットを使用しながら1部だとティーツリーフォームなどを使用します。

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このときに食事は変更せず、もし治りが悪いようならご相談の上食事を替えます。

 

 

Q、なんで最初から食事を替えないの?

A、替えてもいいんです。替えた方が早いことが多いのです。なぜかというと部分的に悪い子の場合には食事があまり関係ないことも多いのと、そのタイミングで食事を替えることでストレス性のかゆみがでてしまうと何が悪いかわからなくなってしまうんです。でもアレルギー用の食事にかえるということであれば問題はないことと、何でも好きでよく食べるという場合にのみ替えます。

 

また全身性のひどい場合にはこれ。

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このときにはさすがにアレルギー用の食事に変更します。

 

食事のご相談は承ります。よくこれを食べていれば、手作りなら・・・と判断して食べさせることもありますが、アレルギーの鉄則は1タンパクです。タンパク質は1つだけでなるべく動物性蛋白が高すぎないものをあげてみてください。あれこれあげすぎると何がいけないのかわからなくなってしまいますので、シンプル イズ ザ ベスト でお願いいたします。