薬剤師のつぶやき

2023-10-03 07:32:00

10/3 薬剤師のつぶやき32 ~デンタルフォームの使い方と歯茎の強化~

皆様にご協力いただいたデンタルフォーム。出荷はすべて完了いたしました。ありがとうございます。

 

そこで!

 

 

使用方法を結構聞かれるのでここに書いておきますね。

 

デンタルフォームは1日2回が理想的

そして口の両端から(左右)1回ずつプッシュします。

そしてマウス部分を外側から優しくなでなで。

きれいにな~~れ~~と念じてください。

 

そのあとは30分だけ飲食我慢です。

 

え?それだけ?と思われる方も多いですが、もちろん拭き取りしたいかたもみえますので、それはそのまえにやっておいてください。

 

磨かなくてよいのは唾液とデンタルフォームがもつ発生酵素によって歯垢を軽石のようにしていき、歯垢をつきにくくするカバーをします。そのため少しずつ歯垢がつきにくくなれば自然と綺麗になっていきます。

 

 

特に最近は歯を白くするというデンタルケアが多い気がしますが、デンタルフォームは歯茎のケアです。

 

歯茎あっての歯ですから、その歯茎を健康にすることで、血行がよくなり、歯にもきっちりと栄養分が行き渡ります。

 

土台のないおうちは倒れます。

なので土台である歯茎がしっかりしていなければ歯にも栄養はいきません。

 

どうしても歯茎を傷つける要因が多いため(食事やおもちゃで遊ぶなど)強化した歯茎で、ちょっとしたことに動じない口腔をつくりましょう。

 

歯茎のケアは健康ヘの第一歩です!

2023-10-02 13:26:00

10/2 薬剤師のつぶやき31 ~海鮮はうまいが疥癬はかゆすぎる・・・~

本日疥癬のご相談がありましたので、基本情報を掲載させていただきます。

疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫、Sarcoptes scabiei)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患である。非常に多数のダニの寄生が認められる角化型疥癬(痂皮型疥癬)と、少数寄生であるが激しい痒みを伴う普通の疥癬(通常疥癬)とがある(表1。近年わが国では病院、高齢者施設、養護施設などで集団発生の事例が増加しており、疥癬感染防止対策マニュアルの作成が行われているが、予防、治療法などに混乱があり、医療および介護関係者の間で問題となっている。

これは人間のほうの情報ですが、ヒゼンダニはものすごく小さいので肉眼の確認は難しいです。

 

ヒゼンダニの情報としてはこんな感じ・・・

ヒゼンダニの大きさは雌成虫で体長約400μm、体幅約325μmで、卵形、円盤状で肉眼ではほとんど見えない。雄は雌よりさらに小型である。卵→幼虫→若虫→成虫と約2週間で成熟する。幼虫、若虫、雄成虫は人の皮膚表面を歩き回るため、 皮膚同士の接触によって感染する。また、皮膚内に掘った穴や毛包内に隠れていたりするため、ダニの寄生部位を特定するのは難しい。皮表を歩き回っている雄 は雌を探し、交尾する。交尾後の雌成虫は、角質層に特徴的な疥癬トンネルを掘り進みながら、4〜6週間にわたって1日2〜3個ずつ産卵し続ける。卵は3〜 4日で孵化し、幼虫はトンネルを出てはいまわる。

 

 

動物疥癬も同じで皮膚の上で生きているため、外界にはいません。

またこれはスポットやノミダニ駆除剤ではなくイベルメクチンのようなフィラリア系のお薬などを使用して撲滅します。疥癬にかかっているわんちゃんのそばにいくことで感染するので、本来は隔離をしたりします。

 

疥癬ダニはかゆみがもっとも強く耳たぶに皮膚剥離が見られます。

そして非常に感染力が高くグルーミング機器などから感染することの多い疾患で、皮膚ソウは試験をしてもみつからないことも少なくありません。

治療としてはイベルメクチン治療がもっとも効果的です。

 

また皮膚をこすったりすることが多いので皮膚を傷つけてしまいます。そのためにティーツリーオイルシャンプーでシャンプーを行い、ティーツリーオイルスプレーとコンディショナーをスプレーしてかさぶたやうろこが皮膚からはがれやすいようにします。なるべくオメガ3,6などのサプリメント(弊社ではサーモンオイル)を食事に加えてかゆみを少しでもおさえることが必要です。

 

疥癬ダニは動物種特性があり、ペットから離れた環境や人間で繁殖することはできません。(動物種特性=犬なら犬、猫なら猫、人間なら人間というその生体によってちがうので犬の疥癬が人間の皮膚で繁殖することができません)しかしながら犬同士では感染しますので、疥癬と診断されたら多頭いるかたは必ずほかの子とは別で生活するようにしてください。

 

 

2023-10-01 07:00:00

10/1 薬剤師のつぶやき30 ~どんなときも~

今日からインボイス制度がはじまりました。弊社もこのインボイスにむけて準備してきましたが、本当になんとなく意味のないような気もしていますが、大きな会社様へ商品を納品することも多いので、受け入れすることになり、消費税分をいままではサービスしていたのですがそれもなかなかできなくなってしまうのが残念・・・。

 

大きな会社さんといえば、最近 ふと気になることがありまして・・・。

 

インスタグラム等のSNSを見ていると回ってくる広告のなかに、このフードを購入すると保護団体さんに寄付とか、保護犬猫に寄付とかそのような内容のものがでてきます。アメリカでもよくある商品購入で寄付ができるよという内容。

 

私からすると保護犬の親としては、別にそんな食事を買わなくても寄付しますし、保護団体さんにはいろいろと送っています。そして食事をわざわざ新しく作って買わなくても企業さんとして寄付すればいいのではないの?と疑問に思っていました。

どこかのご家庭が寄付できる仕組みをつくるのはたしかによいのかもしれないけれど、その前に大きな企業さんなら保護犬猫がいなくなる方向へもっていくってことだってできるとおもうし。

 

なんならアメリカでシェルターはほぼボランティアでそんな大々的な広告もしていないと思うし。。。

 

 保護犬猫に寄付としたペットフード販売戦略による成功なんて文字みたら

一気にその寄付しようと思う気持ちもさめてしまったけど 

世の中そんなものよね。利用する人のほうが多いのよね、きっと🥲

 

とりあえずそんな広告をうつくらいならそのお金で救ってあげてほしいとおもうのは私だけ?

 

この動物関係の業界ではなくとも寄付はできるわけで、保護犬猫は救える方法はたくさんほかにもあるわけで、別に食事(フード)でなくても良いんですよね。

 

 

私はいつもインスタグラムのインフルエンサー?さんや、広告代理店や集客する用のHP作る会社さんとか、様々なところから、

 

「今これからこのような商品を世にどんどんだしていくにも必要だと思います」とお電話をいただき、商品が売れるようにしてあげます!と言われますが、この私の持つアイテムたちは私の相談に必要なだけであって、そんな世の中にばんばんだしたいわけじゃないし。

 

たしかに販売はしているけど、これで少しでも健康を維持できたり、元気になってくれたらと思うわけで。

そして皆さんに還元できるように、お買い上げ金額が1500円以上で送料無料にしてみたり、手数料はかからないようにしてみたり

相談ももちろん無料でやってます。

 

私よりすごい人たちはたくさんいるけれど、やはり皆さん静かに特に広告することもなく、またあちこちで宣伝するわけでもなく、時間があまれば副業なんぞやってみて。それで商品を販売してくれてるショップさんや購入してくれてるエンドユーザーさんに情報提供という最大のサービスをしていたりします。

 

広告はたしかに大切かもしれないし、別にそれをしてはいけないわけではなく、自分の会社で利益がでたらそそれをどんな形でも、たとえば腎臓のお薬を作ってる先生に研究費にあててもらうとか・・・それでも立派な協力だと思うし私たちからしたら大変ありがたいことですよね。腎臓で苦しむ子が減るわけですから。

 

一人一人のやることで大きいことができなくても、困っている人や悩んでいる人に寄り添うことだって十分だと思うんですよね。

 

自分のやれることを身近なところから。

 

これを私はいつも心に、邁進していきます。

 

そしてこうやって皆様にご協力いただき、製品が無駄にならなかったことに感謝して・・・

2023-09-30 13:49:00

9/30 薬剤師のつぶやき29  ~一緒にいることこそが幸せ~

今日は朝から我が愛犬を抱きしめました。

 

あれこれ考えることのない私ですが、歯茎はボロボロだし、歯並びや歯がかけていたり、すごく小さい歯もあって、栄養不良だったんだね・・・と少し泣けてきてしまいました。少し足もまがっていて、多分骨折というか発育できずに骨がきちんと育たなかったんじゃないかなと思います。娘はそれを聞いてぎゅっと抱きしめていました。嫌がりますけどね笑

 

今は何事もないように生活していますが、それでもあちこちにその爪痕はあります。咳が嫌いで、大きな音も嫌いで、外が嫌いで・・・さみしがりや。暗いところも嫌いで、明るくないと眠れずずっと起きてる。どこかでドアを開ける音がするとビクビクしながら見ている。心のケアは念入りにしていますが、でも消せない傷もあります。繁殖だけをさせて、知識はあるはず。。なのに栄養をしっかり与えない・・・本当になんてことするんだろうと思うけど・・・・。

 

昨日歯のケアのことも書きましたが、なんか今の風潮?なのかもしれませんね。「こうじゃなきゃいけない」とか「こうしないといけない」とか、なんだか、そここあらそれてしまってはいけないようなことを書いてあることが気になります。かいかいがあるからこうしましょう、歯石がたまると病気になるからハミガキしなきゃいけないとか、ちょっとでも歯石がついていて黒いと、ケアしてないんじゃない?みたいな感じになっちゃったり。

 

たとえば食事にしても、フレッシュフードは寿命が延びるとか、グレインフリーはアレルギーがでないとか・・・根拠はどこに?ということを書いてあるサイトもあって、なぜそれがいいという理由も曖昧で

 

今まで相談でもよくそれらのことをお客様より聞いてこられましたが、逆になぜそれが良いかと思いますか?といった質問に、「この子がこうだから」と答えられる方はほんの少数で、何かの広告に書いてあったからとか、なにかのサイトに書いてあったからと、我が子にあうかどうかよりもまわりの意見のほうを尊重していまうこの風潮。

 

 

 

これがダメってなぜ言えるのか私にはわからない。だってそれが必要かもしれないし、我が子にあったものがもしダメといわれているものだとしても、それはその人のいうことであって自分の愛犬のことではなくて、

参考までにすることはあるかもしれないけど、高い安い関係なく、その子の体やその生活にあったものが一番だと思っているから、誰しもにいいものなんてきっとないんですよね。

 

 

ハミガキでもはぶらし使うことで我が子の口を無理矢理、開けなければならないのはしんどいから、そんなことしなくても良い方法を私は考えます。

 

その方法が広告ではよくないと書かれていたり、他のひとがそんなのダメっていっても、私は我が子を守らなければならないから、私自身と我が子の意見を尊重しています。

 

まわりや見た目にこだわって、大切なものを見逃したくないと思うから、なにより自分の愛犬の瞳と体とその行動をみて感じ取ることにしています。

 

 

 

そんなわが愛犬は何事もなかったように今日も私にご飯の催促をします。今は信頼してくれて帰宅するとめちゃくちゃ喜ぶし。お風呂やトイレにもついてきます(水嫌いなのに笑)

それでいい。

それが幸せ。

 

なにより幸せなのは今この瞬間を過ごさせてもらえること。

一緒にいることが幸せ。

 

歯がピカピカじゃなくたって、足がおかしくても、食事があんまり食べられなくても、病気をもっていたとしても

 

私はこの子と過ごせる時間が何より幸せだと感じるから

いなくなるとさみしいのです。

 

いなくなった愛犬たちを思いだしても、今の愛犬がいなくなることでも、考えるだけで涙はでるし。

でも今こういうなにげない毎日、病気になって看病する毎日、かいかいでしんどいのを見る毎日、眠れなくて動き回って心配する毎日

 

それがすべて幸せなんだと思う。

それは一緒にいるからこそ。

 

繁殖だけのために生きていたわが子を救い出してきてくれた保護団体さん。本当にありがとうございます。

先代の子が虹の橋をわたったあと、この仕事柄もう迎え入れることなんてできないと思っていたけど

我が家にぴったりの我が子がここに来てくれたことに感謝して。

 

明日はセミナーがんばってきます!皆さんの可愛い我が子のために!

 

 

2023-09-29 10:20:00

9/29 薬剤師のつぶやき28 ~皆様にお願いいたします~

今日はつぶやきというよりお願いです。ご存知の方も多いとは思いますが・・・。

弊社は3人のスタッフで回しております。

3人のうち1人は他に仕事をしているため週3回のみこちらで作業しております。

 

7日のうち4日は2人での作業となり私薬剤師は相談業務もあるので実質一人で発送業務をおこないます。また弊社は独自で輸入通関、展示会への出展(卸部門もございますので。。。)倉庫管理、在庫管理や期限管理、通販サイトと多くの出荷と作業がございます。

 

今回も多くのご注文をいただきまして本当に感謝感謝ですが発送が間に合っておりません。

 

いつもは午前中までのご注文で当日もしくは次の日には出荷しておりましたが、ここのところ輸入ラッシュにくわえ、デンタルフォームのようなことがおこると作業が倍以上にふくれあがります。

(これを覚悟して告知させていただいておりますが・・・)そのため夜中まで作業をしております。

 

現在はお休み返上での作業となっておりますので、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますがいましばらくお待ちくださいますよう何卒よろしくお願いいたします。

 

皆様のご協力でデンタルフォームはほぼ出荷できるほどの数量となりました。

重ねて御礼申し上げます。

 

では引き続きヴァイシュラをよろしくお願いいたします。

 

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